【要約・レビュー】不老長寿メソッド[鈴木祐]ホルミシスとは?アンチエイジングの決定版!

要約・書評・レビュー
【要約・書評・レビュー】不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる [鈴木祐]

『不老長寿メソッド』レビュー

不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』は、気鋭のサイエンスライター鈴木祐さんが書いたアンチエイジングの本です。最新科学で効果が実証されたアンチエイジングのメソッドを実践的に紹介しています。

本書の特徴は、アンチエイジングを「ホルミシス」という、人間にもともと備わっている「若返りシステム」をベースにして解説しているところです。

世のアンチエイジングは玉石混交で、科学的エビデンスのないものも溢れる中、本書は科学的根拠のある3000以上のデータに基づいた、83種類のメソッドを、「若返りシステム」の観点からわかりやすく解説しています。

扱う分野も、食事法、運動、睡眠、美肌、メンタルなど、幅広くカバーし、忙しい人でも無理なく実践できるロードマップも紹介されています。

アンチエイジングを始めたい人に最適な入門書であるとともに、ストイックに取り組んでいる方にも多くの発見を与えてくれる一冊です。

健康寿命をのばし、人生100年時代を満喫したい人には必読の書です。

不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる
鈴木祐
320ページ
かんき出版
不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる

『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』要約・書評

『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』鈴木祐
『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』鈴木祐 著

不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』は、気鋭のサイエンスライター鈴木祐さんが書いた、科学的に効果の実証されたメソッドを紹介するアンチエイジングの本です。

メンタリストDaiGoさんも絶賛

本書の帯にも登場しているメンタリストDaiGoさんも、この『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』を絶賛しています。

DaiGoさんは、Twitterでも、本書は最近読んだ500冊の中で最も面白く、価格の10倍の価値があると言っています。

私自身も、実際に読んでみて、本当にその価値のある一冊だなと実感しています。

玉石混交のアンチエイジング。何が正しいのか?

世の中に溢れるアンチエイジングの情報は玉石混交。科学的な根拠がなく、誤解や思い込みから生じた効果の疑わしいメソッドでさえあります。

  • 正直、どれが正しくて、効果があるのかわからない。
  • ひとつずつ自分で検証するには、時間がかかりすぎる。

というのが本音ですよね。

不老長寿メソッド』は、そんな悩みを一気に解決してくれる一冊です。

話がうますぎると思うかもしれません。しかし、本書は3000以上の質の高い科学データをもとに、効果の検証されたメソッドだけを集めて紹介しているので、信頼性においては間違いありません。

また、アンチエイジングと一口に言っても、美容や食事法、運動など分野は様々です。そのすべてを一から理解して実践するとなると、膨大な時間がかかってしまいます。

そこで、本書はまず、アンチエイジングに共通する原理(後述)を解説することから出発し、すべてのメソッドをひとつの原理から理解できるようにしています。この原理を通してアンチエイジングを考えれば、どんなジャンルのメソッドも、結局は同じことをしているのがわかります。

本書で紹介されているアンチエイジングのジャンルは、食事・栄養、運動、睡眠、美肌、メンタル、など幅広く、そのメソッドは、実に83種類と非常にバリエーションが豊か。アンチエイジング初心者から上級者まで対応したものになっているので、自分に合ったメソッドが必ず見つかるはずです。

きっと、本書を読めば、最先端のアンチエイジングを幅広く学び、無理なく実践できるようになるでしょう。本文でも書かれていますが、本書は現時点でのアンチエイジングのベスト盤のような一冊です。世界中でヒットした名曲が凝縮されたような、内容の濃い本となっています。

『不老長寿メソッド』の要点

この記事では、『不老長寿メソッド』を下記の4つの要点にまとめ、要約・レビューを書いていきます。

不老長寿メソッド』要点
  1. 人間の遺伝子には、心身の若返りシステム(ホルミシス)が備わっている
  2. 若返りシステムは、「耐えられる苦痛」と「十分な回復」により起動する
  3. 若返りシステムは、自分のレベルに合わせて段階的に起動させることで、より強力なものになっていく
  4. そのため、本書では個々のレベルに合わせて実践できる、段階別のメソッドやロードマップが多数紹介されている。

本書の要点を解説する前に、アンチエイジングがなぜ必要なのかを考えてみましょう。そもそも、科学の進歩する現代において、アンチエイジングは必要なのでしょうか?科学が私たちを不老長寿にしてくれる、ということはないのでしょうか?

そもそも、なぜアンチエイジングが必要なのか?

人生100年時代を満喫するスーパーエイジャー

人間の平均寿命は今後も伸び続けることが予想され、これからの時代は、人生100年時代と言われています。そんな中、世界には「スーパーエイジャー」と呼ばれ、心身ともに実年齢より20歳も若々しく、健康に生きる人たちがいます。例えば、

  • 90歳からキリマンジャロに挑戦
  • 80歳から語学を始める

など、スーパーエイジャーたちは、年老いてもエネルギッシュに日々を楽しんで生きているのです。まさに、人生100年時代を謳歌するような行き方です。

私自身も、スーパーエイジャーのように、高齢になってもエネルギッシュに人生を楽しむ老人になれたら素敵だなと思います。

誰もが、長生きをして、病気をせず健康に生きていたいと思っているはずです。

現代は医学も進歩し、世界的に平均寿命も伸びています。医学が解決してくれるなら、老後のことは気にせず、自由気ままに生きていれば良いのではないかと思う人もいるはずです。将来を心配してストレスを溜めるのではなく、今日を楽しく生きたほうが、結果として長生きできるのではないかと。

そもそも私たちには、アンチエイジングが必要なのでしょうか?

現代医学では健康寿命を伸ばせない?

平均寿命が伸びる一方、自由に好きなことができる寿命、健康寿命の長さは伸び悩んでいます。つまり、寿命だけ延びても、実際はベッドの上で動けない老人が年々増加しているというのが現実です。残念ながらすべての人が、スーパーエイジャーのように人生を楽しめるわけではないのです。

それにしても、健康寿命はなぜ伸び悩んでいるのでしょうか?

医学の進歩で、患者が訴える症状をより多く治療することができるようになりました。これにより、今まで治らなかった病気も治せるようになり、平均寿命が伸びています。

一方で、根本的に病気に罹りにくいような健康づくり、「予防」に関しては、最新の情報やメソッドが広く行き渡っていないのではないかと思います。

つまり、健康寿命が伸び悩む背景には、日々進歩する現代の医学が対症療法を主流としており、多くの人は予防に関しての教育を受ける機会が少ないという点が考えられます。

もし、現代で根本的な健康を望むなら、自分自身で積極的に知識を学び、実践してくほかないのです。そのためには、アンチエイジングについて学び、実践していくことが必須となるでしょう。

もし、アンチエイジングを行わなかった場合、歳を重ねるにつれて健康を損なうリスクが上昇します、例えば、下記のようなリスクが考えられるでしょう。

アンチエイジングなしの人生のリスク
  • 生活習慣病のリスク
  • 認知症のリスク
  • 外見が老け込む
  • メンタルが老けて消極的になる

繰り返しになりますが、現代の医学はこのような症状が「出てから」の治療に特化しています。しかし、「予防」の面は、個人の努力と心がけにかかっているのです。

時間もお金もあるのに、体も頭も動かず、何も出来ない。そんな人生は誰も望まないはずです。このような加齢によるリスクを減らすためには、今すぐできることを始めていくほかありません。

人間の遺伝子には、心身の若返りシステム(ホルミシス)が備わっている

アンチエイジングの本質とは?

本書では、世の中に溢れるアンチエイジングに共通する「根本原理」についての説明もあります。

すべてのアンチエイジングに共通するあることとは、何だと思いますか?

それは、

アンチエイジングの原則「ホルミシス」
  1. 苦痛
  2. 回復
  3. 往復

というプロセスです。本書では、このプロセスが働く理由を、「ホルミシス」という考え方で解説しています。

本書では、ホルミシスとは「多すぎれば有害だが、少なければ有益に働く作用」とあります。つまり、私たち人間には、「耐えられ得る少量の苦痛(刺激)によって、回復後に心身がパワーアップするシステム」が備わっているということです。

アンチエイジングの原則「ホルミシス」

どんなアンチエイジングも、ホルミシス、つまり「①苦痛→②回復→③往復」の原則から見れば何が大切なのか、非常に理解しやすくなります。

例えば、筋トレの場合、

  1. 苦痛:筋トレで筋肉に負荷をかける
  2. 回復:食事や休息で筋肉を超回復させる
  3. 往復:上の①と②を繰り返すことで強靭な筋肉がつく

というプロセスになります。

これを見れば、トレーニングだけに集中していても効果が出ないことがわかります。つまり、回復=休息も同じように大切だということです。そして、何度も繰り返し行うことにより、その効果が発揮されるということです。

運動だけでなく、食事で言えば、少量の毒(ポリフェノールなど)を摂取することで、このホルミシスが発動します。ポリフェノールが体に良いのは、ホルミシスを発動させるきっかけとなるからです。

本書では、運動はもちろん、食事法や睡眠、メンタル面の若返りまで、このアンチエイジングの原則をもとに解説されているので、とにかくわかりやすく、すんなりと理解できます。

日常的に使えるアンチエイジングの法則

このアンチエイジングの法則(ホルミシス)は、日常の生活でもかなり使えると思います。この法則を意識すれば、日常の生活での苦痛をポジティブなものとして行動できるようになると思います。

苦手な食べ物でも、この苦痛の先に若返りがあると思えば食べてみよう!と思えます。ストレスのかかるイベントも、これを乗り越えれば更に自分は強くなれると、前向きに取り組めるようになります。

好き嫌いも軽減され、ストレス耐性も付いて、アンチエイジングにもつながるので、一石何鳥にもなります。

『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』要約・レビュー:まとめ

『不老長寿メソッド』鈴木祐 要約・レビュー
『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』鈴木祐 著

鈴木祐さんの著書『不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる』の要約・レビューを書いてきました。

この本をきっかけに、楽しんでアンチエイジングを始めたくなる。そんな気持ちにさせてくれる実用的な一冊です。

アンチエイジングと言っても、なかなか時間を取れない。という方も多くいると思います。

本書で紹介されているテクニックは、難易度別に紹介されているので、無理なく実践できるようになっています。わざわざ時間を取らなくても「意識」を変えるだけでOKなものもあり、忙しくてもアンチエイジングを始められるようになっています。

すでにアンチエイジングについて学んでいる人も、自分の知識を整理するには最適でしょう。特に、著者の言うホルミシス=「苦痛→回復→往復」の原理から、自分の行っているアンチエイジングを再確認することは、今後の実践に大いに役立つはずです。

ぜひ本書を読んで実践し、スーパーエイジャーのように素敵な年のとり方をして、人生100年時代を満喫してみませんか?

不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる
鈴木祐
320ページ
かんき出版
不老長寿メソッド 死ぬまで若いは武器になる